【WBC】韓国は黒星発進 執念実らず豪州に1点差負け…最後はエドマンが二盗失敗

[ 2023年3月9日 15:55 ]

WBC1次ラウンドB組   オーストラリア8-7韓国 ( 2023年3月9日    東京D )

WBC1次ラウンド<韓国・オーストラリア>7回、姜白虎は二塁打を放ち喜ぶも、ベースを離れオーストラリアのグレンディニングにタッチされアウトとなる(撮影・光山 貴大)
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 B組の開幕カードとなったオーストラリア-韓国はオーストラリアが勝利。韓国は1点差で敗れ黒星発進となった。

 2点を追う5回にヤン・ウィジの3ランで試合をひっくり返し、6回には4番のパク・ビョンホの適時二塁打でリードを広げた。ところが、7、8回と立て続けにオーストラリアに3ランを被弾。逆転負けを喫した。

 4-5と逆転を許した直後の7回は1死から代打のカン・ベクホが二塁打。チャンスメイクしたはずが、喜びすぎてベースから足を離してガッツポーズをしてしまい、その隙を見逃さなかったオーストラリアの守備陣にタッチアウトされる痛恨ミスも。反撃の機会を逸し、流れを悪くさせてしまった。

 4-8の8回は相手救援陣が6四死球と大荒れの中、押し出し四球と内野ゴロで3点を返したものの安打が出ず追いつくことはできなかった。

 7-8の9回は先頭・エドマンが左前打でチャンスメークもキム・ハソン、イ・ジョンフが外野フライに倒れ2死に。最後はエドマンが二盗に失敗し、ゲームセット。韓国ベンチは呆然となった。

 韓国のイ・ガンチョル監督は前日8日の会見で「オーストラリア戦に余裕を持って勝つことができたら、投手をなるべくセーブできると思います。その後、日本戦にオールインしたいと考えています」とオーストラリアに大差で勝つことができれば、日本戦に投手を惜しみなくつぎ込めるとプランを口にしていたが、結果的に7投手を起用、黒星を喫した。

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