【阪神・岡田監督語録】ミエセス弾「ええ方で迷うのはええ」、WBCに「阪神の記事は2、3行でええやろ」

[ 2023年3月9日 17:58 ]

オープン戦   阪神5―1オリックス ( 2023年3月9日    京セラドーム大阪 )

<オ・神>6回、2点本塁打を放ったミエセス(右)を迎える岡田監督(撮影・成瀬 徹)
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 阪神は、中継ぎと抑えの7投手で継投する「ブルペンデー」で勝利した。新助っ人のミエセスに来日1号が飛び出た。試合後、岡田監督と報道陣のやりとりは以下の通り。

 ―ミエセスに本塁打が出た。
 「(オリックス)村西があんなに下から投げるって知らんかった。もっとスリークオーターぐらいって聞いていたからなあ。(フォームを替えた)うん、なあ。最初、みんな戸惑ってたけど。次に出てきたのも、比嘉やしなあ。ああいう、ちょっと変則には、(ミエセスは)オリンピックで、青柳から三振したのしか見てないからからな。だからアカンやろうなと思っていたけど。ちょっとでも慣れさしたろと思っていたけど、打ちよったな。結果だけでなく、しっかり対応もしていたよ。1打席目も、押っつけたのか、遅れ気味なのかわからんけど、ちゃんとスイングできてたしな」

 ―ミエセスはポジション争いと1軍争いで当落線上。
 「そうやな。いつ決めようかなと思っていたけど、なかなか決められへんなあ。まあ(14日の)遠征からは今日みたいな人数連れていかれへんから。2人ぐらい減らさなあかんからな。ビジターでバッティングの時間も少ないしな」

 ―ノイジーが復帰したら迷うところが増える。
 「ええ方で迷うのはええやんか。まあ、ノイジーもな、シートノックまで入れてくれって言ってきてな。まあ、刺激にはなってんちゃうかな。慌てる必要はないけど」

 ―ノイジーの実戦復帰は近そう。
 「そや。明日(10日)もう1回甲子園でシートノックを守らせて、明後日(11日)からでもええけどな。明後日ちょっと打席に立たせて、巨人戦(12日)はちょっとセリーグのピッチャーを見せておきたいのもあるけどな。まあそれからずっとセ・リーグなるからな、DeNAとヤクルト。巨人戦でちょっと、2打席ぐらいでもええかも分からんな。明後日にちょっと1打席ぐらい立たせて、もう甲子園でやる機会ないからな。ノイジーは。守る機会がないから。ちょっとやっといたがええと思うからな」

 ―投手陣はブルペンデー。
 「結果的には0点に抑えとるけどな。富田以外は。今年の戦力として見極めている中では、まあ順調に来てるピッチャーはいてるから。あとはそこで何枚新しい戦力として入ってくるかやからなあ。そのへんはもうちょっとなあ、もうちょっとビシッといってほしかった部分はあるけれど、これはこれからやな。今日はそういう(ブルペンデー)形やったけど、これからね、ローテーションピッチャーがな、4回とか5回とか投げていって、その後の状況で、ブルペンの作り方とかいろいろあるから、そのへんで徐々に(試していく)。これはもう遠征に行ってからになると思うけどな」

 ―浜地や岩崎は調子いいが、一番後ろは。
 「それはまだちょっと分からん。湯浅もこないだ見た感じではもう、ボール(WBC使用球)にも慣れて、だいぶ、良かったからな。あのボールに慣れているということは日本のボールに戻っても、ある程度いけると。あんまりWBCのボールが合ってなかったら、日本のボールを使っても心配なのあるけど。まあ向こうのボールをちゃんと投げきれとったらな。ボール変わっても、まあすぐには無理やろうけどな。ええピッチングしたから安心したよ、はっきり言うて」

 ―今日からWBC。そういう目線も含め、見るか。
 「まあ見るけどな、そらなあ。まあ別にええやん、今日の(阪神の)記事は2、3行しかあれへんやろ」

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2023年3月9日のニュース