さあ、二刀流侍・大谷出陣!大会ルールをもう一度確認 タイブレーク、球数制限、もちろん大谷ルールも

[ 2023年3月9日 18:25 ]

WBC1次ラウンドB組   日本-中国 ( 2023年3月9日    東京D )

(前列左から)吉井コーチ、栗山監督、白井コーチ(中列同)佐々木、大谷、ダルビッシュ(後列同)今永、吉田、山本、源田(撮影・沢田 明徳)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。日本は中国との初戦に臨む。

 注目の大谷翔平投手(28=エンゼルス)は、「3番・DH」で先発投手兼DHとして投打の二刀流で出陣する。今大会は「大谷ルール」と呼ばれる全試合DH制を採用。先発投手はDHを兼任でき、降板後もDHとして継続して出場できる。

 以下、大会の主なルールを改めて明記する。

【大会ルール】
 ☆勝ち上がり方式 1次ラウンドはA~D組の5チームの総当たりで上位2チームが準々決勝に進む。順位は勝率で決め、並んだ場合は当該チームの対戦成績。それでも決まらない場合は当該チーム間の(1)失点率(2)防御率(3)打率(4)抽選の順で決める。

 ☆タイブレーク制 延長10回以降は無死二塁から開始。打順は9回終了から引き継ぎ、直前の打者が二塁走者となる。

 ☆コールドゲーム 1次ラウンドで適用され、5回以降は15点差、7回以降は10点差がついた時点で試合終了。

 ☆リプレー検証 準々決勝までは1試合に1回、準決勝以降は2回、リクエストを行使できる。成功した場合は回数を消費しない。

 ☆大谷ルール 全試合DH制を採用。先発投手はDHを兼任でき、降板後もDHとして継続して出場できる。

 ☆球数制限 1次ラウンドは1試合につき65球、準々決勝は80球、準決勝以降は95球。打席中に投球制限に達した場合は、その打席が完了するまで投球可能。

 ☆登板間隔 50球以上投げたら中4日、30球以上か連投した場合は中1日を空けなければならない。

 ☆ワンポイント禁止 投手は少なくとも打者3人と対戦するか、イニングを終了しなければ交代できない。

 ☆指名投手枠 最大10人まで登録可能。準々決勝、準決勝で2人まで入れ替えができる。

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