大谷翔平“弟分”の中国代表カーター 日本戦は登板なし 1次ラウンド突破かけ次戦以降で

[ 2023年3月9日 23:08 ]

WBC1次ラウンドB組   日本8-1中国 ( 2023年3月9日    東京D )

<WBC中国代表練習>キャッチボールするカーター(撮影・沢田 明徳)
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 中国代表で、米大リーグ・エンゼルス傘下に所属するアラン・カーター投手(25)は、9日の日本戦で登板しなかった。

 カーターはMAX159キロを誇る190センチ右腕。3年前にトミー・ジョン手術を受けたが、現状は直球の平均値が150キロ台まで回復し、スライダーやフォークも武器の有望株だ。母親が中国国籍で、今大会から初の中国代表入りとなり注目を集めたが、登板は次戦以降にお預けとなった。

 チームで大リーグ傘下に在籍経験があるのは、4大会連続出場となる39歳の内野手レイ・チャン(元レッズ傘下)と、25歳のカーターの2人だけでキーマンの1人とも言える。

 中国代表は11日に豪州戦、13日に韓国戦が控えている。WBCでは初の1次ラウンド突破を目指すチームのために、カーターは土俵際での登板で腕を振ることになる。

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2023年3月9日のニュース