侍・山田哲人 さすが大舞台に強い男「自分よりみんなが喜んでくれて…」初打席で勝利確信の一打

[ 2023年3月10日 00:18 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―中国 ( 2023年3月9日    東京D )

<日本・中国>8回、適時打を放ち喜ぶ山田はペッパーミルのパフォーマンス(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。日本は、序盤はなかなか得点を積み重ねることができない緊張感のある展開だったが、8回に山田哲人内野手(30)が今大会初打席で適時打を放つなど4点を加点し、中国との初戦を8-1で制した。

 守備からの出場だった山田にとって、これ以上ない舞台が整った。8回1死満塁、中国6番手オウ・ウシンの5球目を完璧に捉えて左前に運んだ。今大会初打席初安打初打点。国際大会にめっぽう強い30歳は、一塁上で安堵の表情を浮かべた「ペッパーミル」のパフォーマンスを披露した。

 山田はここまでの対外試合16打席で無安打と不振にあえいでいたが「素直にうれしかった」と本番での結果に笑顔。「凄い緊張しましたね」と話す一方、「こっからだと。結果が出ていなかったですけど…良かったです」と語った。

 10日の韓国戦へ向けては「僕は特に意識しないですけど」と話し、「世界一のなるために倒していかなければいけない相手」と勝利を誓った。

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