侍WBC1号の牧 大谷の後ろで二塁守り「凄く緊張したけど…それよりも感動」

[ 2023年3月10日 00:09 ]

WBC1次ラウンドB組   日本8―1中国 ( 2023年3月9日    東京D )

WBC1次R<日本・中国>7回、牧(右から3人目)の本塁打に大谷らナインも大喜び(撮影・西川祐介)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕した。先発の大谷翔平投手(28=エンゼルス)がマルチ安打を放ち、4回無失点で勝利投手となるなど投打で活躍。7回には牧秀悟内野手(24=DeNA)が侍WBC1号となる本塁打を放つなど終盤に加点し、中国との初戦を制した。

 試合後に牧は大谷の後ろで守備に就く気持ちを問われると「初回は凄く緊張したんですけど、それよりも感動しながら守ってました」と振り返った。そして合宿から見てきた二刀流の姿について「最初は圧倒されすぎて…チームメートとしてよりもファン目線になってしまって。でも準備する姿とか、凄く人間性も含めて勉強になると思います」と話した。

 「7番・二塁」で先発出場した牧は3―1で迎えた7回、先頭で迎えた第4打席で、カウント2-2から右翼スタンドに飛び込む本塁打を放った。ベンチに戻ってくると満面の笑みの大谷が「ペッパーミル」のパフォーマンスで祝福。それに応えるように牧もこしょうを引く動きを見せ、最後はDeNAでおなじみの「デスターシャ」で喜びを表現した。

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