東芝ルーキー下山が決勝3ラン「松本さんのお陰です」 先輩助言で吹っ切れた

[ 2023年3月9日 19:34 ]

スポニチ創刊75周年記念第77回JABA東京スポニチ大会最終日 決勝   東芝3―1Honda ( 2023年3月9日    神宮 )

スポニチ大会決勝<Honda・東芝>6回、中前打を放つ東芝・下山(撮影・村上 大輔)
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 東芝は慶大の前主将・ルーキー下山が躍動した。準決勝のSUBARU戦では延長10回のタイブレーク、2死から右翼席へ決勝の3ラン。決勝のHONDA戦では5番から打順を1つ挙げて4番で登場。2安打を放って新人賞の1人に選ばれた。

 「調子がずっと悪かったんです。昨夜、松本さんと野球の話をさせてもらって、腑に落ちたというかスッキリしました。今日はシンプルに打席に立てたし、打てたのは松本さんのお陰です」

 松本さんとは、今大会首位打者を獲得した松本幸一郎内野手。32歳のベテランと野球談議に花を咲かせアドバイスをもらったという。「内容は秘密です」と言ったあと「先輩たちがやりやすい環境を作ってくれるので、これからも頑張っていきたいです」といつも通りの爽やかな笑顔で締めくくった。

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