ソフトバンク柳田 成績連動型寄付への感謝状贈呈式に出席

[ 2023年3月9日 13:16 ]

<ソフトバンク>青木事務局長から感謝状贈呈される柳田(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が、9日のペイペイドームでのヤクルト戦前に成績連動型寄付への感謝状贈呈式に出席した。19年から「国連WPF(世界食糧計画)」に1本塁打につき、15万円を寄付してきた。昨季はリーグ戦とポストシーズン合計で26本塁打。合計寄付額は390万円、13万人の学校給食支援を行った。今季での5年目を前に、国連WFPから感謝状を笑顔で受け取った。

 「微々たるものですが、少しでも子どもたちのために力になれたかなと今は感じております。自分のために野球をやるだけでなく、人のためにもやりたい。モチベーションにしたいと思って、始めさせてもらいました」

 国連WFPは飢餓をゼロにすることを使命に活動する国連唯一の食料支援機関。123の国と地域で1億5000万人以上の人々に食料支援を継続。20年にはノーベル平和賞も受賞した。空腹の子どもたちに対した栄養摂取を目的に途上国の学校や毎年約2000万人の子どもに給食を届けるなどの活動を続けている。グラウンド外では父親でもあり、子どもが大好きな柳田は「自分にも子どもがいます。飢えに苦しむ子どもが、少しなればいいなと思ってやらさせてもらっています」と話した。

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2023年3月9日のニュース