【WBC】A組キューバがまさかの開幕連敗で早くも敗退危機　格下イタリアに今大会初タイブレークで敗れる

WBC1次ラウンドA組   キューバ3－6イタリア （ 2023年3月9日    台中インターコンチネンタル ）

天を仰ぐ先発エリアス（AP)
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は9日、台湾で1次ラウンドA組の試合が行われ、8日の初戦でオランダに2―4で敗れたキューバが、マイク・ピアザ監督率いるイタリアにも今大会初となるタイブレークで敗れる波乱があった。

　早くも野球王国・キューバが崖っ縁に追い込まれた。

　0―0で迎えた6回にイタリアが先制すると、7回には1点ずつを奪い1―2で8回を迎えた。イタリアは得点を奪えず、キューバは1死から4番デスパイネの右中間を破る二塁打から同点に追いついた。

　2ー2で9回を終え、規定により今大会初のタイブレークに突入。無死2塁からのの状況で、二走・フレリクが三盗に成功。バレンテ、ドミニク・フレッチャーが適時打を放ち、さらに相手の暴投などで広げたチャンスにロペスが2点タイムリーを放ち、10回イッキに4点を奪った。

　その裏にキューバは1点を奪うも届かず。まさかの開幕連敗となった。ロドリゲス、デスパイネ、グラシアル、R・マルティネス…。日本でもお馴染みの選手が名を連ねるキューバは、もう負けることは許されない中、10日には開幕戦で台湾に12ー5で勝った強豪・パナマと対戦する。