侍・伊藤大海　気迫の8球締め！開幕戦「いろんな意味で凄い緊張した」「今後に向けプラスの登板」

WBC1次ラウンドB組   日本8－1中国 （ 2023年3月9日    東京D ）

＜日本・中国＞9回、最後を締めガッツポーズする伊藤大海（撮影・沢田　明徳）
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は9日、日本が入る1次ラウンドB組が東京ドームで開幕。日本は中国との初戦を見事に8－1で制した。

　最後を任されたのは伊藤大海投手（25）だった。気持ちのこもった球を無心で投げ込んだ“守護神”は、8球で2三振を奪い3者凡退斬り。最後は小さくガッツポーズを見せた。

　試合後には「いろんな意味で凄い緊張したので、1回投げて次（の試合に）に入りやすくなりましたし、今日この雰囲気を感じられて凄くプラスな登板だったと思います」と落ち着いた口調で開幕戦を締めた投球を振り返った。

　試合は序盤はなかなか出塁が得点に結びつかない緊張感のある展開だったが、4―1で迎えた8回に4点を奪い、粘る中国を引き離した。

　強心臓の25歳が、世界一まで魂のこもった球を投げ続ける。