新葉 今季女子SP日本勢最高79・73点で首位、3A決めた オーストリア杯

[ 2021年11月14日 05:30 ]

樋口新葉
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 フィギュアスケートのオーストリア杯が12日にグラーツで開幕し、女子ショートプログラム(SP)で18年世界選手権準優勝の樋口新葉(20=明大)が今季世界3位となる79・73点をマークして首位発進した。冒頭に決めたトリプルアクセル(3回転半)は出来栄え評価(GOE)で2・40点の加点を引き出す完璧なジャンプだった。ノーミスの演技で自己ベストを6・78点を更新し、日本歴代2位、世界歴代7位のハイスコアで、今季の日本勢としては最高得点。

 トリプルアクセルは6位だったスケートカナダのフリーで国際大会初成功しており、今回はSPでも成功。フリーでも好演技を見せて、19日開幕のフランス杯(グルノーブル)に弾みをつける。

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2021年11月14日のニュース