イングランド オーストラリア戦8連勝、途中1点差迫られるも後半突き放す

[ 2021年11月14日 04:35 ]

ラグビー・オータムネーションズシリーズ   イングランド32―15(前半16―12)オーストラリア ( 2021年11月13日    英トゥイッケナム )

<イングランド・オーストラリア>オーストラリアを下したイングランドフィフティーンを迎えるジョーンズ・ヘッドコーチ(AP)
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 世界ランキング4位で19年W杯日本大会準優勝のイングランドが同3位オーストラリアを地元で破った。オーストラリア出身で元同国監督、前日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズ氏が15年に監督に就任してからは対オーストラリア8連勝となった。

 イングランドは0―3で迎えた前半7分、巧みなステップで抜け出したFBスチュワードのトライ(ゴール)で7―3と逆転。13、18、30分とCTBファレルの3PGで加点したが、オーストラリアWTBライトのシンビンで数的優位だった34分のチャンスでは、タックルを受けたフッカーのジョージが痛恨のインゴールノックオンでトライを逃した。オーストラリアは前半の地域支配率33%、ボール獲得率35%と押し込まれながらも、SOオコナーが5、15、21、40分と4PGを決めて12―16で折り返した。

 オーストラリアは後半3分、オコナーのPGで15―16と1点差に追いすがったが、タックル後に相手を持ち上げて叩きつけたプロップのベルが8分にシンビンとなり、再び1人少ない状態に。イングランドはすかさずファレルがPGを決めて19―15とすると、24分にもファレルの5本目のPGで22―15と差を広げた。足を痛めたファレルが交代した32分にはSOスミスもPGを成功。25―15と“安全圏”に入り、終了間際には途中出場したフッカーのブラマイアがパスインターセプトから約70メートルを独走してトドメのトライを左隅へ決めた。

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2021年11月14日のニュース