ネブラスカ大の富永の2戦目は無得点 3P2本は失敗 チームは今季初勝利

[ 2021年11月14日 10:55 ]

ネブラスカ大に編入した富永(AP)
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 今季から全米大学体育協会(NCAA)1部のネブラスカ大でプレーしている富永啓生(20=2年)は13日、ウエスタン・アスレチック・カンファレンス(WAC=13校)に所属しているサム・ヒューストン大と対戦。前半の9分39秒と10分41秒に2本の3点シュートを放ったがどちらもリングの中は通過せず、この日はリバウンドを2つ(うちオフェンス1本)を記録したものの、10分の出場で無得点に終わった。

 試合はネブラスカ大が苦戦しながらも74―65(前半27―32)で勝利を収めて1勝1敗。ネブラスカ大はランキング校(全米25位まで)に4校が名を連ねている強豪カンファレンスのひとつビッグ10(14校)に所属しているが、10日の開幕戦ではサミット・リーグ(10校)の西イリノイ大に74―75に苦杯。サム・ヒューストン大戦では先発した1年生ガードのブライス・マクゴーウェンス(201センチ)が活躍し、後半の残り5分からの9得点を含め、チーム最多の29得点をマークして勝利に貢献した。

 ネブラスカ大1年生による最多得点記録を保持しているのは現在、NBAクリッパーズで指揮を執っているティロン・ルー監督(44)が1995年シーズンに記録した30得点。マクゴーウェンスの29得点はチームの歴代2位の記録となった。

 富永は2019年からレンジャー・カレッジ(テキサス州)に2シーズン在籍。計58試合に出場(先発52試合)して平均16・6得点、3点シュートの成功率は48・3%をマークしてネブラスカ大に奨学金を得て編入した。

 開幕戦となった西イリノイ大戦では18分出場。3点シュートを5本中1本決めて3得点を記録していた。

 サム・ヒューストン大も1勝1敗。なおネブラスカ大は17日にビッグ・イースト所属で、昨季のNCAAトーナメント(全米大学選手権)で16強(スイート16)にまで進出したクレイトン大(ネブラスカ州=2勝0敗)と対戦する。

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2021年11月14日のニュース