石川佳純 現役続行「ちょっと悩みました」 勝負への執念消えず「悔しいって思う気持ちが大事なのかな」

[ 2021年11月14日 18:19 ]

石川佳純
Photo By スポニチ

 東京五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した石川佳純(28=全農)が、14日放送のテレビ東京系「卓球・石川佳純 涙の五輪秘話 あなたがいたから強くなれた」(後4・00)に出演し、現役続行への思いを話した。

 番組では、団体のダブルスでペアを組んだ平野美宇(21=日本生命)と軽井沢を旅したり、12年ロンドン五輪でともに銀メダルを獲得した平野早矢香さん(36)との焼き肉女子会の模様を放送した。

 東京五輪を終え、男子の水谷隼(32)が競技の一線を退くことを表明して代表からも外れた。石川は「水谷君がいなくなっちゃったから、最年長ですかね。あー」と天を仰いだ。平野さんから「どう?次、29歳の年は」と問われると、「誕生日、もういらない」と笑った。

 23日に開幕する世界選手権(米ヒューストン)に出場する。「卓球はできるところまでやれたらいいなと思う」と話し、来年の全日本選手権にも出場する意向を示した。平野さんから「悩まずに(決めた)?」と問われると、石川は「ちょっと悩みました」と告白。「卓球がすごく好きだと思うし、まだやれるという気持ちもあり、やりたいという気持ちもある」とも話した。

 平野さんから「現役生活は勝ち負けとか勝負に追われていく感じじゃん?そういうのも超えた感じなのかな?」と聞かれると、石川は「全然そんなことはないです」と笑った。勝負への執着心が現役続行のモチベーションになっているようで、「負けたら悔しくて1日中、話にならないし、勝った負けた、天国、地獄、天国。そういうところは変わってないので、悔しいって思う気持ちが大事なのかな」と明かしていた。

続きを表示

2021年11月14日のニュース