アメフト関学大 宿敵・立命大との激闘制して58度目のリーグ制覇

[ 2021年11月14日 17:13 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ順位決定戦   関学大28―25立命大 ( 2021年11月14日    ヤンマースタジアム長居 )

関西学生アメフット<関学大・立命大>第1Q、先制のタッチダウンを決める関学大・前田(26番)(撮影・坂田 高浩)
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 学生王者が底力を発揮した。関学大が立命大を下し、58度目のリーグ制覇。関西1位となり、西日本代表校出場決定トーナメントの決勝(12月5日)に進んだ。

 学生アメフト界をリードする両雄の対決は、前半から白熱した。先制したのは関学大だった。インターセプトで手にした攻撃権をムダにしない。第1Q10分24秒にRB前田公昭(4年)が5ヤードの先制TDラン。直後にFGで3点を返されたものの、第2Q6分25秒に、スペシャルプレーでTDを奪い、14―3と大きくリードした。

 ただ、6年ぶりの甲子園ボウル出場を狙う立命大も、このまま引き下がらない。直後にQB野沢研(4年)のTDパスで3点差(2点TFP成功)に迫り、第3Q9分58秒にRB平浩希(4年)のTDランで初めてリードを奪った。

 それでも、地力、試合運びの面で、上回ったのは関学大だった。逆転された直後からランが進み始め、第4Q0分13秒に前田が逆転のTDラン。立命大の攻撃をしのいだ後のシリーズで、決定的なTDをもぎ取った。

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2021年11月14日のニュース