高木美 女子1000メートル2位、今季海外初戦 2季ぶり国際大会で上々スタート

[ 2021年11月14日 05:30 ]

スピードスケートW杯第1戦第2日 ( 2021年11月13日    ポーランド・トマショフマゾウィエツキ )

W杯女子1000メートルで2位の高木美(AP)
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 今季の海外初戦となった高木美帆(27=日体大職)は女子1000メートルで1分15秒38の2位だった。10組中9組のインスタート。600メートル通過は6番目だったがラスト1周で粘り強い滑りを見せた。優勝したブリタニー・ボウ(33=米国)とは0秒60差。1分15秒71で3位に入った小平奈緒(35=相沢病院)と一緒に表彰台に立った。昨季はコロナ下で日本は国際大会参加を見送っており、2季ぶりの海外勢との対戦で上々のスタートを切った。

 18年平昌五輪は1000メートルで銅、1500メートルで銀、団体追い抜きで金メダルを獲得。五輪翌シーズンはモチベーション維持に苦しみながらも、再び心に火がともることを信じて質の高い練習を継続した。その成果もあり、19年3月に1500メートルの世界記録を樹立するなど好調を持続。複数種目で金メダルを狙える立場で北京五輪シーズンを迎え「平昌五輪後に積み上げてきたものがある。それを最高の形にして、北京五輪にぶつけてみたい」と力を込める。14日には1500メートルに出場する。

 《小平は出遅れ3位》女子500メートルは18年平昌五輪金メダルの小平が2日目のレースで37秒78の3位だった。最終10組のアウトスタートで同走したジャクソン(米国)に0秒23差をつけられた。最初の100メートルは2日連続で全体9番目。後半は持ち味の重心の低い滑りで伸びたが、出遅れを取り戻せなかった。上位の顔触れが変わる中で「(勢力図は)まだ分からない。決めつけないで、冷静に戦っていかないと」とレースを重ねながら五輪連覇への道筋を導き出す。

 《黒人女子で初V、ジャクソン連勝》前日の500メートルで黒人女子初のW杯優勝を果たしたジャクソン(米国)が37秒55で連勝。1日前に樹立した自身のリンク記録も0秒06更新した。インラインスケートから転向4カ月で初出場した18年平昌五輪は24位で、今大会までのW杯最高は9位。昨季は目のケガとコロナ下で国際大会を欠場した。一躍、北京五輪の金メダル候補に浮上し「ちょっとした驚き。自分も北京での金メダルを夢見ている。時期尚早かもしれないが、自信がついた」と語った。

 《新浜は2位確保》大会初日12日の男子500メートルで、新浜は平昌五輪銅メダルの高亭宇に0秒28の大差をつけられたが、2位を確保した。ドイツ合宿中に風邪をひき、練習を2日間欠席。約2年ぶりの国際大会は万全とはいえなかったが、持ち味のダイナミックな滑りで地力を示した。19~20年シーズンは世界選手権スプリント部門とW杯500メートル総合の2冠を達成。日本男子のエースは「五輪で100%の力に持っていけるように、少しずつレベルアップしていく必要がある」と語った。

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