宇野昌磨、再出発の誓い「ここが限界と決めず、先を見据えて」12月にファイナル

[ 2021年11月14日 13:10 ]

13日の男子フリー、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯(東京・国立代々木競技場)の男子で3年ぶりに優勝した宇野昌磨(トヨタ自動車)が競技から一夜明けた14日、オンラインで取材に応じた。

 フリーでは冒頭の4回転ループ、サルコーを決め、3年ぶりに合計点で自己ベストを更新。自身5度目のファイナル進出を決めた。手応えと収穫を持ち帰ることになったが、「ここが限界と決めずに、どんどん先を見据えて成長したい」と再出発を誓った。

 今季はフリー4回転4種5本の高難度の構成に挑み続けている。「これ以上の構成はできないので、どう練習していくか」と語る。国際大会の表彰台の常連で「シルバーコレクターも悪い気がしない」としながらも「自分の立ち位置が1位を争い続ける選手になったことがない」とも明かす。五輪シーズン序盤が終わり、ファイナル、全日本へと続く。「世界選手権、ファイナルで良くて2位。そこにいる自分に満足していた。そこを1度でいいから破って、トップで争う選手になりたい」と闘志を高めた。

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2021年11月14日のニュース