全国通算100勝まであと「2」の常翔学園 節目の40回出場決めた SO仲間航太2トライ

[ 2021年11月14日 15:07 ]

全国高校ラグビー大会大阪府予選第1地区決勝   常翔学園55―5関大北陽 ( 2021年11月14日    大阪府東大阪市・花園ラグビー場 )

<大阪決勝 常翔学園・関大北陽>前半 自身2本目のトライを決める常翔学園・仲間(中央)(撮影・成瀬 徹)
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 前校名の大工大高時代を含め、歴代6位タイ5回の全国優勝を誇る常翔学園が節目の40回目(7大会連続)の出場を決めた。

 関大北陽の積極的なディフェンスに序盤は苦しんだものの、1年からレギュラーのSO仲間航太(3年)が巧みなゲームコントロールで状況を打開。7―0の前半18分、相手ディフェンスが1人飛び出したところを見逃さず、ほころびを突いて中央を大きく突破。FWも攻撃に加わってゴール前まで押し寄せると、ラストパスを受け取ってインゴールに抑えた。前半26分には、右サイドに顔を出して大外を破って2本目のトライを決めた。

 「大阪朝鮮高との準決勝で、こうなるだろうという(まずい)試合をした。きょうはどんな局面でも体を当てることを意識した。よくできたと思う」

 チームとして激しく当たり続け、関大北陽のスタミナを奪い取った。中盤からワンサイドゲームになった。

 チームの大会通算勝利数は、98勝。秋田工(134勝)、天理(105勝)に続く3校目の大台100勝、そしてその先を狙っている。

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