笹生 10位浮上、8バーディー奪取 判断力光った「本当にいいラウンド」

[ 2021年11月14日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ペリカン女子選手権第2日 ( 2021年11月12日    フロリダ州 ペリカンGC=6353ヤード、パー70 )

ペリカン女子選手権第2ラウンド、3番でバンカーショットを放つ笹生。通算8アンダーで10位
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 23位で出た笹生優花(20=ICTSI)は8バーディー、2ボギーの64で回り、通算8アンダーの10位に浮上した。首位と3打差。3位で出た畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は3バーディー、3ボギーの70と伸ばせず、通算5アンダーの23位に後退した。レキシー・トンプソン(26)、ジェニファー・カップチョ(24=ともに米国)が通算11アンダーで首位に並んだ。

 笹生は8バーディーを奪い、上位争いに躍り出た。好調のパットに加えてショットの正確性が増し、「本当にいいラウンドだった」と話した。終盤の17番パー4では60ヤードの第2打をピンそばにつけ、18番パー4も1・5メートルに寄せてともにバーディー。「風の読みや、風に対してどんなショットを打つか」という判断力も光った。今年から米ツアーに参戦する20歳。「芝や風のことがあまり分からない」という中でも「回りながらいろいろと学べている」と成長を実感する日々。3打差の好位置で迎える決勝も、この勢いでプレーする。

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2021年11月14日のニュース