宇野昌磨、自己ベストで3年ぶりV「もっとうまくなれる」ファイナルも決めた

[ 2021年11月14日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日 ( 2021年11月13日    東京・国立代々木競技場 )

男子フリー、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 演技を終えた宇野昌磨(23=トヨタ自動車)は、悔しそうな表情を浮かべた。3年ぶりのNHK杯優勝、3年ぶり5度目のファイナル切符。合計点で自己ベストを更新しても、湧き起こった感情は「僕はもっとうまくなれる」だった。「ようやく再び世界のトップで競い合う存在に戻ってこられた」。満足していない自分がうれしかった。

 今季挑戦中の4回転4種5本の構成に臨み、冒頭の大技ループを今季初成功。好調のサルコーも決めた一方でトーループ2本はコンビネーションにミスが出て、フリップの回転は抜けた。「ワクワクして、早く帰りたい」。まだまだ強くなれる実感があった。

 世界選手権2度制覇のランビエル・コーチに「世界一になるには何が必要だと思う?」と問われたことがあるという。宇野の答えは「ジャンプ」。頂上を目指すために、大技や高難度構成に挑む覚悟を決めた。「今は生活全てをスケートに向けてやっている」。大好きだったミルクティーやジュースを断ち、水とお茶に切り替え、体重は2キロ減。小さな意識の変化が、自信を生みつつある。

 勝負の五輪シーズン。12月にはシリーズ上位6人によるファイナルが待つ。「もっと成長した自分を見せられれば」。収穫と課題を持ち帰り、さらなる進化を目指す。

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