ウィザーズが4連勝で東地区全体首位の座を堅持 ビール欠場も快勝 ラプターズは苦杯

[ 2021年11月14日 12:11 ]

ダンクを決めるウィザーズのハレル(AP)
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 NBA東地区全体で首位に立っているウィザーズは13日、敵地オーランド(フロリダ州)でマジックを104―92(前半50―37)で下して4連勝。同地区全体2位のネッツ(8勝3敗)に0・5ゲーム差をつけた。昨季の12戦終了時の成績は3勝9敗だったが今季は真逆の9勝3敗。開幕からの12試合で9勝を挙げたのは7季ぶりとなった。開幕前までの優勝オッズは“大穴扱い”の150倍前後。しかし八村塁(23)やダビス・バターンズ(29)を欠きながらも、ここまでは快進撃を見せている。

 マジック戦では今季23・3得点を挙げていたブラドリー・ビール(28)が、母方の祖母の死去に伴って欠場。それでも先発したスペンサー・ディンウィディー(28)が23得点、11リバウンド、6アシストをマークすれば、ベンチから出たモントレズ・ハレル(27)も20得点、6リバウンド、7アシストを記録して勝利に貢献した。

 ビールに代わって先発したガードのアーロン・ホリデー(25)は11得点と4アシスト、フォワードのカイル・クーズマ(26)は17得点と10リバウンド。第1Q終盤から第2Qの序盤にかけては連続20点の猛攻を仕掛けて最大25点差をつけた。

 マジックは3勝9敗。2季目のコール・アンソニー(21)が22得点を稼いだもののホームでは1勝6敗となった。

 一方、渡辺雄太(27)がまだ復帰していないラプターズは地元トロントで、今季低迷しているピストンズに121―127(前半64―65)で敗れて7勝7敗。ここ5戦では4敗目を喫した。

 ガードのフレッド・バンブリート(27)も脚を痛めて欠場。肩を痛めていた主力フォワードのパスカル・シアカム(27)はすべてチーム最多となる25得点と12リバウンド、7アシストを稼いだものの、復帰3戦でまだ白星を挙げていない。

 勝ったピストンズは3勝9敗。東京五輪の米国代表だったジェラミー・グラント(27)が24得点をマークするなど出場9人中7人が2ケタ得点を記録した。ドラフト全体トップで指名された198センチのポイントガード、ケイド・カニングハム(20)は10得点、4アシスト。ロードでは今季7戦で2勝目を挙げた。

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