光泉カトリックが3大会連続切符 SO尾崎主将「目標はシード校撃破。初のベスト8狙う」

[ 2021年11月14日 18:04 ]

第101回全国高校大会滋賀県予選決勝   光泉カトリック27―7滋賀学園 ( 2021年11月14日    皇子山陸上競技場 )

3大会連続11度目の花園出場を決めた光泉カトリックの選手たち
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 光泉カトリックが決勝で滋賀学園を27―7で破り、3大会連続11度目の花園出場を決めた。

 
 風下の前半3分、WTB米戸泰史(2年)がトライ。幸先よく先制したものの、中盤はミスも重って押し込まれる展開に。我慢の時間帯が続いたが、前半終了間際の同30分、ゴール前中央ラックから右に展開すると、最後はWTB中峯将(2年)が右隅へ飛び込み、リードを広げた。薬師寺利弥監督(46)は「前半の最後のトライが大きかった」と大きく息をついた。
 
 後半開始45秒には再びWTB中峯が左中間へ飛び込むノーホイッスルトライを決め、チームを加速させた。花園初出場を狙った滋賀学園を相手に奪った全4トライ中、中峯は計3トライの活躍。両翼のスピードランナーを巧みに操ったSO尾崎恵大主将(3年)は「バックスでトライを取るのがうちの形」と胸を張った。

 3大会連続11度目の聖地に期待は膨らむ。指揮官は「コロナ禍にあって、全国大会へ行けるチャンスをいただいた。滋賀県の思いも背負って一戦一戦ひたむきに戦いたい」と話し、尾崎主将は「目標はシード校撃破です。初のベスト8を狙いたい」と意気込んだ。

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2021年11月14日のニュース