村元哉中・高橋大輔組を支えたコーチの言葉「今のこの瞬間を大切に楽しみなさい」

[ 2021年11月14日 13:15 ]

NHK杯最終日、アイスダンス・FDで演技をする村元哉中・高橋大輔組(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯(東京・国立代々木競技場)のアイスダンスで6位に入った村元哉中・高橋大輔組(関大KFSC)が競技から一夜明けた14日、オンラインで取材に応じた。

 リズムダンス(RD)70・74点、フリーダンス(FD)108・76点、合計179・50点と全て国際連盟公認で日本最高得点をマーク。高橋が「大きなミスなく、予想していた以上の評価をいただけた。自信になった。やっとスタートラインに立てたのかな」と言えば、村元も「まだ何が足りないか分かった試合になったので、収穫が多い」と振り返った。

 マリーナ・ズエワ・コーチの言葉も2人を支えた。村元は「『何をするかじゃなくて、今自分たちができるものをどうするかが大事』と言われた」とし、高橋も「『今のこの瞬間を大切に楽しみなさい』と言われて、緊張感は高かったけど、楽しむことを一番に演技することができたのでうまくいったのかな」と笑った。

 次戦はワルシャワ杯(19日RD、20日FD)に出場する。「エッジワークを修正して、取りこぼしにならないように集中して本番でもやっていきたい」と高橋は前を見据えた。

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2021年11月14日のニュース