静岡聖光学院が2年ぶりの全国切符 小野沢Jrが2トライ

[ 2021年11月14日 18:35 ]

第101回全国高校ラグビー大会静岡県予選決勝   静岡聖光学院21―7東海大静岡翔洋 ( 2021年11月14日    袋井市・エコパスタジアム )

<聖光学院・東海大静岡翔洋>聖光学院は前半25分に小野沢がトライを決める。
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 静岡聖光学院が、WTB小野沢謙真(1年)の2トライの活躍などで、2年ぶり7度目の全国大会出場を決めた。元日本代表WTB兼FB小野沢宏時氏(43)の長男は、前半7分にラックからの展開で右隅に先制トライ。1トライ1Gを許し、11―7と迫られた2分後の前半25分には、ハーフライン付近からスピードに乗り、巧みなステップも織り交ぜ約50メートルのトライを挙げて、同所で17―0から逆転負けした5月の県高校総体決勝の雪辱も果たした。

 「最初のトライは(CTB)松下さんが、ボールを出してくださったおかげ。2本目は、トライされた直後に決められて良かったです」と笑顔。ボールを受けたら自分でトライを決めるように、との意を込め「1人でラグビーをしてこい」と送り出した父は、テレビ観戦し「いいプレーをしていたと思います。花園でも、いろいろとチャレンジしてほしいですね」と期待を高めた。

 高校の先輩でもある父が在校中には立てなかった花園に向け、小野沢は「緊張すると思いますが、自分の走りをしてトライしたいです」と目を輝かせた。

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2021年11月14日のニュース