20歳の坂本花織、新境地のジャズ曲「大人の女性を演じられるよう」

[ 2020年9月12日 20:15 ]

フィギュアスケート・ドリーム・オン・アイス第1日 ( 2020年9月12日    KOSE新横浜スケートセンター )

フィギュアスケート「ドリーム・オン・アイス」でSPを披露する坂本花織(代表撮影)
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 女子で18年全日本選手権優勝の坂本花織(20=シスメックス)は新ショートプログラム(SP)曲「バッハ・ア・ラ・ジャズ」を披露した。水色とピンクのグラデーションの衣装で登場し、2回転半やフリップ―トーループの連続3回転、3回転ループを披露した。

 新SPにジャズ曲を選んだ理由について坂本は「今までは自分らしさを出すプログラムが多かった。今年20歳になったということで、大人の女性を演じられるようにと思って。今までにない曲を使って新たな自分を引き出せるようなプログラムになっている」と語った。

 「ステップが難しすぎる。練習がめっちゃ必要」と苦労も語るが、その先に新境地がある。「今年こそはSP、フリーともノーミスでシーズンベストを更新できるように頑張りたい」と意気込みを口にした。

 「ドリーム・オン・アイス」は7月に予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で開催を見送っていた。新シーズンを前に演技を披露する場が失われたスケーターのため、無観客など最大限の感染防止策を講じた上で開催。13日は各スケーターがフリーを演技する。

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