パナソニック 4季ぶり4度目の日本一、トップリーグと2冠達成

[ 2014年3月9日 15:55 ]

<ラグビー日本選手権決勝 パナソニック・東芝>前半、突破するパナソニック・田中(右)

 ラグビー日本選手権決勝は9日、東京・国立競技場で行われ、トップリーグ王者のパナソニックが30―21で東芝(トップリーグ6位)を下して4季ぶり4度目の日本一に輝いた。

 試合は前半4分、パナソニックがSOバーンズのPGで先制すると、19分に東芝WTB大島のトライで逆転(ゴール成功)、30分にはパナソニックWTB山田のトライ(ゴール成功)で10―7と再びリードした。34分には東芝ナンバー8望月がゴール正面右に飛び込んで再度逆転、ゴールも成功して14―10で前半を終えた。

 後半に入ると6分にパナソニックCTB林のトライでまたも逆転、ゴール成功で17―14、16分にSOバーンズがPGを決めリードを広げた。さらに21分にはWTBのJP・ピーターセンのトライ(ゴール成功)で27―14。

 東芝はその直後にFLリーチマイケルのトライ(ゴール成功)で追い上げたが、34分にパナソニックSOバーンズのPGで突き放し30―21とした。

 パナソニックは南半球の「スーパーラグビー」参戦中のSH田中がニュージーランドから一時帰国してプレー、見事なボールコントロールでチームをけん引し、シーソーゲームをものにした。

 東芝は日本選手権決勝は6度目にして初の敗戦となった。

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