パラリンピックいきなりメダルラッシュ 狩野が金!鈴木は銅

[ 2014年3月9日 05:30 ]

ソチ冬季パラリンピックのアルペン男子滑降座位で金メダルを獲得し、表彰式で笑顔の狩野亮

ソチパラリンピック アルペンスキー男子滑降座位

(3月8日)
 ソチ冬季パラリンピックは7日に開幕した。第2日の8日に競技が始まり、アルペンスキー男子滑降座位で前回銅メダルの狩野亮(マルハン)が金メダル、鈴木猛史(駿河台大職)が銅メダルに輝いた。狩野は前回のスーパー大回転に続き、冬季大会では日本勢初の2大会連続優勝。選手団主将の森井大輝(富士通セミコンダクター)は途中棄権した。バイアスロン男子7・5キロ座位では久保恒造(日立ソリューションズ)が3位に入り、今大会日本選手メダル第1号。7日の開会式で旗手を務めた太田渉子(日立ソリューションズ)はバイアスロン女子6キロ立位で6位に入賞した。

 ゴール直後、電光掲示板でトップのタイムを確認し、人さし指を突き上げた。アルペンスキー男子滑降座位の27歳、狩野は620メートルの標高差を滑り降り、「本当にうれしい。4年間、体をつくり上げ、狙ってきた。前回の金よりずっとうれしい」と無精ひげを生やしたいかつい顔をくしゃくしゃにして喜んだ。

 小学3年の時、交通事故で車いす生活となった。10年バンクーバー大会では「楽しんでやっていたら、金メダルを獲ってしまった」とスーパー大回転を制した。しかし、世界の頂点に立ったことで、燃え尽き症候群に近い状態になった。成績は低迷し、他の日本勢の活躍が疎ましく思ったこともあった。昨年12月の米国の大会で優勝し、ようやく「やっと戦えるようになった」と手応えをつかんでいた。観客席の妻や両親の前で、世界最速のチェアスキーヤーとなった。

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