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こだわり旬の旅

【佐賀】赤の次は緑 嬉野でティーツーリズム体験 天空の茶室で味わうぜいたくな一服

[ 2025年10月5日 18:59 ]

嬉野温泉街を望む屋外の茶室で茶師がお茶を淹れるティーツーリズム。見事な作法に参加者もスマホで撮影
Photo By スポニチ

 お茶を飲むことがこれほど崇高で心身癒やされるとは思わなかった。日本三大美人の湯の一つ、嬉野温泉のある嬉野市で、国内有数の嬉野茶の農家が「一杯のお茶を求めて旅をする」をコンセプトに実施中のティーツーリズム。茶畑に作られた茶室(4カ所)で茶師(茶農家5人)が煎れたお茶と茶畑空間を楽しむ約1時間のプランで、標高約200メートルの副島園の茶畑にある野外の天茶台(5×10メートル)で体験した。

 茶師はきたの茶園の若主人、北野秀一さん(45)。レストランのシェフのような正装で、栽培法や品種の特徴などを話しながら格調高い作法で3種のお茶を淹れてくれる。茶器は400年以上の伝統を誇る地元の肥前吉田焼を使用。有機栽培の煎茶は渋みと甘味が程よく入り交じってコクのある味わい。冷たいやぶきた和紅茶など2種はそれぞれに菓子が付き、さわやかに喉元を過ぎていく。眼下には嬉野温泉街が広がり、まるで天空の茶室。異次元の世界だ。

 ツーリズムは他に茶師が1泊2日でアテンドする「茶泊」、自転車で茶畑などを巡る「茶輪」などがあり、「生産に専念していた茶農家に付加価値をつけてくれる」と北野さん。夜は同温泉「茶心の宿 和楽園」に泊まり、重曹泉の湯をお茶パックに通して浴槽に注ぐ露天風呂のお茶風呂に入湯。カテキンなどお茶エキスたっぷりの湯でお茶の旅を満喫した。

 ▽メモ 嬉野温泉には佐賀空港から車で約1時間。料金1人税込み1万6500円。問い合わせは同温泉観光協会=(電)0954(43)0137、和楽園=(電)同3181。   

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