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こだわり旬の旅

【長野】雪道歩いて25分…やっと会えた「スノーモンキー」 露天風呂にうっとり顔

[ 2025年2月3日 18:59 ]

いつの間にかたくさんのサルが露天風呂に。いずれも気持ち良さそうだ

 湯田中駅からバスで約15分。バス停から両サイドにカフェや土産店が並ぶ坂道を5分ほど上ると、地獄谷野猿公苑の入り口だ。事務所の手前にできた人だかりをのぞくと、1匹のニホンザル。座っているだけだが、姿を見ただけでテンションが上がる。

 だが、世界で唯一、雪中の温泉に入る野生の猿としてスノーモンキーと呼ばれ、今や世界的スターのニホンザル。すぐにその様子が見られるわけではない。入り口の看板によれば公苑まで1・6キロ、徒歩約25分。しかも雪道。はいてきたスパイク付きの靴を頼りに、意を決して出発した。

 標高約800メートルの入り口から同850メートルの公苑までは緩やかな勾配。志賀高原を源とする横湯川が脇を流れる幅約5メートルの雪道を、一歩一歩踏みしめながら歩いて行く。驚いたことに行き交うのは9割がインバウンド客たち。昨年の数が4000万人に迫るというのもうなずけた。

 最後に急な階段を上りようやく到着。土産店を通り過ぎて下っていくと、いるいるスノーモンキー。まかれた餌を食べたり、雪原を飛び回ったりしている中、縦4メートル、横10メートルの露天風呂には2匹が♪いい湯だな~。温泉の湯温は42度ぐらいだそうで、互いにうっとりとした表情。気持ちよさそうに見えたのか、いつの間にか10匹以上が集まってきた。急峻な崖と、至る所で立ち上る湯煙から地獄谷の名が付いたというが、サルたちにとっては天国だろう。

 この日は気温8度。「サルも人間と同じで、寒い方が温泉に入る。現在、200匹ほどのサルがいるが、温泉に入るのは主にメスと子どもたち」と係員。オスが入らないのは“何かあった時すぐ動けるようにするため”などといわれるが、妙に納得させられた。

 ▽行かれる方へ 車は上信越道信州中野ICから約10分。入苑料税込み800円ほか。年中無休。問い合わせは地獄谷野猿公苑=(電)0269(33)4379。

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