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大寒波でも激アツ 60センチ ロックトラウト 水温低下で水質超クリア 魚がスケスケ!!

[ 2017年12月19日 07:52 ]

60センチの大型ロックトラウトが釣れた
Photo By スポニチ

 【あかりの“管釣り”っちゃおう!!】大寒波が襲来。雪と氷点下の厳しい寒さの中、ふくだあかりが向かったのは管理釣り場「フィッシングポイント ベリーズ ベリーズ迦葉山(かしょうざん)店」。奮闘のかいあって大型のトラウトが釣れた。

 例年は年末や年明けに雪が降る群馬県沼田市周辺も12月中旬に雪が降った。夜に雪が降りだすと、朝には積もってしまう。万が一と思ってスタッドレスに替えたタイヤが予想外の大活躍をみせた。そんな日の朝はすでに外気が氷点下3度。水温も4度程度しかなく、いくら低水温に強いトラウトでも釣れるのだろうか?

 今回、お世話になった「ベリーズ迦葉山店」は初めて訪れるエリア。

 自らハンドメードルアーを作成するオーナーの黄栄主さんにポイントとオススメのルアーを聞くと、シルバー系のスプーンかミノーがいいとのこと。早速、ポンドの向かって右側に入ると、水温が下がっているために水質は超クリアで魚がスケスケ。どうやらサイトフィッシングが楽しめそう。

 シルバーとブルーピンクのスプーンをポンドの中央へキャストし、ボトムからの巻き上げでリトリーブしてくると当たりが。水温低下で少々食いが悪いかも?と、フックを新品に交換し、リトリーブスピードを気持ちスローにするとヒット。25センチ、アベレージサイズのニジマスをゲット。

 その後はルアーのカラーローテーションをしながら移動を繰り返し、手前のカケ上がりや、ポンド中央の少し深い場所などを攻めているとコンスタントにニジマスが釣れる。スプーンは金や赤、茶、カーキ色よりも、より目立つ白、ピンク、白っぽいグリーンや青・グロー系に当たりが集中。重めよりも軽めのスプーンがいいみたい。

 終始、雪がチラついて風も吹くので、レンジが定まらないから、上から下まで丁寧に探っていけば当たりは絶えない。ねちっこくボトムを引いてきたらガツンとした手応えが。ドラグをギュンギュン出す良いファイトをさせてくれたのは60センチのメタボなロックトラウト。さらに着底後すぐに食ってきたのはナイスサイズのブラウントラウト。初めてのエリアでこの低気温と低水温の中、これだけ釣れれば大満足の釣果です。

 この日は雪の交じる風があまりにも冷たく、ガイドは凍るし、手も凍り付き、リールがうまく巻けないので苦手のミノーイングをしないままだったけれど、実はこのエリアには「大王イワナ」と呼ばれる大型のイワナがミノーによく反応する。また大型のドナルドソンも入っているので、次回はそれを狙ってみたい。

 これからますます寒くなるけれど、この釣り場は食べておいしい「頂鱒(いただきます)」や大型のロックトラウトなども多数放流しているので楽しめます。防寒対策をしっかりしてぜひ遊びに行ってみてください。インターも近くてアクセスも良いですよ。

 ◎ふくだあかり 1981年(昭56)、茨城県生まれ。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている

 ▼釣況 フイッシングポイント ベリーズ ベリーズ迦葉山店(群馬県沼田市奈良町1377)=(電)027(215)8188。冬期営業は午前7時から午後5時。1日券4500円。女性、子供3500円。ほか各券種あり。

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