SGカウントダウンコラム

PG1「第6回ヤングダービー」18日開幕 あと4日 ボートレース三国

[ 2019年9月14日 05:30 ]

大山千広(右)と今井美亜
Photo By 提供写真

《注目選手(1)》

◆レディースCで最年少V 大山が頂点狙う

 今大会は5人の女子レーサーが出場を決めた。その中でも抜けた存在が大山千広になる。怒濤(どとう)のスピードで成長を遂げてきたが、勢いだけではないことを8月のプレミアムG1「レディースC」の優勝で証明。パワー機の後押しもあったが、最後はコンマ01の神業スタートで最年少V記録を23歳6カ月に塗り替え、ボート界の歴史に名を刻んだ。昨年は自身初となるヤングダービーで優勝戦(6着)まで駒を進めた。女子のトップに立ち女王の称号を手に入れた今回、次なる標的はヤングの頂点。新たな歴史の幕開けを感じさせるレーサーだ。

◆地元・今井、瞬発力満点ターンでV奪取だ

 地元から熱い思いを胸に秘める今井美亜も男子相手にスピード負けしないレーサーだ。今井とボートレース三国で忘れられない出来事が14年のレディースC。予選トップ通過から準優でコンマ01の勇み足。そこで流した大粒の涙が今井を強くさせた。最も印象深いのが峰竜太など強力メンバーを相手に大外からのまくり差した16年の平和島3daysバトルトーナメント優勝。瞬発力満点のターンに磨きをかけ、3度目のヤングダービーに立ち向かう。

 15日は丸野一樹、磯部誠両選手を紹介する。

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