SGカウントダウンコラム

SG「グランプリ」19日開幕、あと12日 G1「クイーンズクライマックス」28日開幕、あと21日

[ 2018年12月7日 05:30 ]

笠原亮(左)と竹井奈美
Photo By 提供写真

 ◆笠原、乗り心地+伸びで無敵の走り

 10位は笠原亮。05年の多摩川クラシックでSG初出場、初優出、初優勝と初づくしの強烈すぎる全国区デビュー。あれから浮き沈みはあったが、15年の芦屋チャレンジカップで2度目のSG制覇。SGを制した05、15年の2回、グランプリを経験している。今年は1本のFも切ることなく2月の徳山、10月の戸田でG1優勝。8月のメモリアルでは準優勝。年間通して安定した強さを維持し賞金を積み重ねた。調整のスタイルは乗り心地重視。そこに伸びのおまけがつくと無敵だ。好機を手にした時の信頼度はトップ級と言える。

 ◆竹井、ワンランク上の走りで頂点獲る

 女子の10位は竹井奈美。初優出の12年9月から優勝戦20連敗。16年の福岡ヴィーナスシリーズで悲願の初優勝。早い時期から逸材とされていたが、優勝戦での勝負強さに課題を残していた竹井。しかし、今年は一気に3Vをマークし走りに変化。弱点を一つクリアした格好だ。これまで1度だけG1優出経験を持つが、それが16年の当地クイーンズクライマックス。松本晶恵の逃げを許し女王の称号は逃してしまったが、ワンランク上の走りを身につけた今ならばチャンスは十分にある。

 8日は馬場貴也、寺田千恵両選手を紹介する。

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