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MBS大吉洋平アナウンサーの「温泉書き流し」

開湯1200年、100円でたん能できる美肌の湯~栃木・塩原温泉~

[ 2019年10月23日 05:30 ]

〝入浴の秋〟におすすめの名湯です
Photo By 提供写真

 湯煙に抱かれながらの紅葉狩り。今回はたった100円でたん能できる〝入浴の秋〟をご紹介。栃木県北部にあり開湯1200年の歴史を誇る温泉地と言えば塩原温泉郷です。

 ここは美肌の湯とも言われる炭酸水素塩泉や生活習慣病(対策)の湯とも呼ばれる硫黄泉など、同じ温泉街なのに各所でさまざまな泉質の湯が湧き出ていることが特徴。数多くの老舗宿が軒を連ねる中、この時季に特にお勧めしたいのは共同浴場「もみじの湯」です。

 目抜き通りからつり橋を渡り箒川(ほうきがわ)を越えるとそこはすっかり山の世界。人間界から動物達の聖域へ、境界線を渡って来た様な気分。木造りの簡単な脱衣所と、すだれで等で隠されているだけの湯船。料金箱が置かれてあり、そこに100円を入れて利用するシステムです。

 群がる木々に囲まれながらいざ湯の中へ。澄みきった冷たい山の空気を素肌で感じ、ゆっくりと足先から肩までつかれば、全ての厄が目の前の川とともに流れていくようでした。時折、湯気の中を通りヒラヒラと木の葉が舞い落ちてきます。向こう岸のにぎわいとは対照的で、神秘的な静寂が旅の疲れを癒やしてくれます。

 10月下旬から11月上旬にかけてもみじの湯は名前の通り見事に色づいた紅葉に包まれるのだそう。ワンコインで楽しむ名湯と秋の盛り。皆様も是非。

 ◇塩原温泉・もみじの湯 男女混浴で利用は日中のみ(午後7時~午前7時は湯を抜くため)。料金は100円。問い合わせは栃木県那須塩原市塩原747の塩原温泉観光協会まで。電話0287(32)4000。

 ◇大吉 洋平(おおよし・ようへい)1985年(昭60)8月23日、兵庫県生まれの34歳。甲南大卒。08年、MBSに入社。今年4月から総合司会を務める夕方の情報番組「ミント!」がスタート。昼間は積極的に取材に出掛け、「行ってミント、見てミント、分からない」を実践する。

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