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MBS大吉洋平アナウンサーの「温泉書き流し」

和歌山県田辺市 川湯温泉「仙人風呂」 川そのものが湯船“究極のオーガニック風呂”

[ 2019年1月23日 12:17 ]

地域の人々の努力で守られている田辺市本宮町の冬の風物詩・川湯温泉「仙人風呂」
Photo By 提供写真

 千人入れる露天風呂!?仙人風呂ってご存じですか。和歌山県田辺市本宮町を流れる大塔川には、川底から温泉が湧き出る巨大な仙人風呂があります。73度という高温の源泉が川の水と合わさることで適温が保たれています。

 川幅そのものが湯船の広さ。自然の恵みに任せている部分が大きいので入る場所によって温度に差があるのはごあいきょう。川魚になったつもりで水中を移動し最も心地良いぬくもりを探すのも楽しみ方の一つです。源泉はもちろんですが、そこに混ざる水すらも天然の川の水。人工的な物質が一切含まれていない究極のオーガニック風呂です。温泉ソムリエから見ても稀少性が高く、全国の温泉ファンたちの宝です。

 実はこの仙人風呂、毎年12月〜2月末日の間のみ利用ができる季節限定温泉。寒さが厳しいこの時期、実行委員の皆様が中心となり河原の整備や水量の調整にあたっています。地域の方々の努力で本宮の冬の風物詩は守られています。毎週土曜日夜8時からはライトアップも。地元の子どもたちが描いた絵と共に灯籠が夜の湯煙を照らします。その名の由来通り本当に千人入れば川がせき止められてしまいそうですが、山々に囲まれながら川の湯に身を委ね、星空を眺めている至福の時間はまるで仙人にでもなったような気分に。

 ◆川湯温泉・仙人風呂 和歌山県田辺市本宮町川湯。(電)0735(42)0735。午前6時30分〜午後10時。無料。

 ◇大吉 洋平(おおよし・ようへい)1985年(昭60)8月23日、兵庫県生まれの33歳。甲南大卒。08年、MBSに入社。高校時代にオーストラリア、大学時代は米国に1年留学していたことから英語でのリポートも得意。担当番組は「せやねん!」「ちちんぷいぷい」など。

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