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MBS大吉洋平アナウンサーの「温泉書き流し」

万葉集でも詠まれた温泉街で心と体を〝大掃除〟

[ 2020年12月23日 05:30 ]

高純度の弱アルカリ性でとろみある湯に包まれ、「極楽~」
Photo By 提供写真

 暇を見つけては温泉地を訪れていた私も最近は名湯の入浴剤に頼る毎日。温泉取材になかなか行けず頭を抱えていた時にこんなニュースが。「福岡県の太宰府天満宮では1年のけがれを払う本殿のすす払いが行われました」。すす払いと言えば京都の本願寺でも行われる年末の恒例行事。あれを見ると自分も大掃除に取りかからなくては、といつも刺激を受けています。

 そう言えば太宰府近郊に歴史があるのに、全国的にはあまり知られていない味のある浴場があったような。今日は気分だけでも九州旅行。福岡県筑紫野市にある二日市温泉「博多湯」をご紹介。万葉集にも詠まれた温泉街で、その中心に位置する公衆浴場「博多湯」は1860年の創業です。

 岩風呂1つのシンプルな造り。地下260㍍からくみ上げられた源泉は一度も空気に触れることなく湯船に注がれます。純度が高い弱アルカリ性の美肌の湯はとにかく柔らかく、とろみが全身を包んでくれます。

 硫黄の香りが少しするものの泉質は刺激が少ない単純泉。ついついまた長湯でだらだら。風呂上がりには休憩所で飲める源泉アイスコーヒーもお勧めです。全国の温泉を悠々自適に楽しめる日はいつになるのやら。さてと。全国の名湯に変身し毎日癒しの時間を提供してくれる我が家の「風呂洗い」から、私は大掃除スタートです。

 ◆博多湯 福岡県筑紫野市湯町1の14の5。電話092(922)2119。年中無休で営業時間は午前10時~午後9時半。入浴料は大人が平日350円、休日400円。子どもは200円。

 ◇大吉 洋平(おおよし・ようへい)1985年(昭60)8月23日、兵庫県生まれの35歳。甲南大卒。08年にMBS入社。19年4月から情報番組「ミント!」MC。「大吉が見んと!」コーナーではMC自らその機動力を生かし、世の中の疑問を取材。

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