“最後の2期生”鈴木絢音卒業セレモニー「人生で一番美しい10年間でした」

[ 2023年3月29日 00:00 ]

卒業セレモニーを行った乃木坂46の鈴木絢音
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 乃木坂46の鈴木絢音(24)の卒業セレモニーが28日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた。初めて選抜入りを果たした「ジコチューで行こう!」など全14曲を披露。「今日は本当に人生で一番美しい日になったんじゃないかな」と満面の笑みを浮かべ、10年間のアイドル人生に幕を閉じた。

 この日は2期生の結成記念日。最後の2期生である鈴木は、純白のドレス姿でアンコールに登場すると、2期生曲「ゆっくりと咲く花」をソロ歌唱した。「1人で歌ったことなかったので緊張しました」と照れた後、乃木坂での10年間を振り返り始めた。

 13年に14歳でデビュー。デビュー当時は番組内で感情を出すのが苦手で、鈴木を笑わせるための企画が生まれるほどだった。「変わり者って言われていた私を受け入れてくれた2期生、メンバー、スタッフさん、“そんなところが好きだよ”って言ってくださったファンの皆さん。たくさんの優しさをありがとうございました」と感謝した。

 「悲しい物語を当て書きされちゃうことも多かったけれど、私の乃木坂10年間は人生で一番美しい10年間でした。だから皆さんの心にある私の乃木坂人生も悲しいものばかりではなくて、輝かしい記憶であってほしいなって思います」。辞書が好きな鈴木らしく丁寧な言葉でファンへの思いを紡いだ。

 ラストは後輩たちに囲まれながら笑顔で「君の名は希望」を歌った。

 アンコール終了後、堀未央奈(26)ら卒業した2期生メンバー6人がサプライズ登場。同期の顔を見たとたん「聞いてない聞いてない。ありがと~」と泣きじゃくった。

 堀は「絢音は強くて優しくて、人としてもアイドルとしてもブレがない。すごく尊敬している部分がたくさんある」とメッセージ。新内眞衣(31)は「ここまで頑張ってくれてありがとう。絢音がいたから10周年の日にこうやって集まることができた。本当にありがとう」とねぎらった。

 キャプテンの梅澤美波(24)は「絢音さんが守ってくれた乃木坂をこれからも守っていくので、これからも見ていてください」と呼びかけた。鈴木は「次に進んでいく未来も今日卒業を決めたことを後悔しない人生になるように頑張っていこうと思います」と宣言。たくさんの愛に包まれながら、乃木坂に別れを告げた。

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