元野球部“美容男子”BBM・Junが語るWBC<3>侍ジャパンロス…Jun的ベストゲーム&MVPは?

[ 2023年3月28日 11:01 ]

美容に特化した男性ボーカル&ダンスグループ「BBM」・Jun
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 侍ジャパンが3大会ぶりの優勝を飾った第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。元野球部員の“美容男子”「BBM(ビービーエム)」のJun(ジュン=23)が、スポニチアネックスの取材に応じ、日本中が歓喜した今大会を振り返った。

 昨年12月に「Butterfly」でメジャーデビューを果たした美容に特化した男性ボーカル&ダンスグループ「BBM」は、エントリー総数1000名の中から選ばれた4人からなる新時代のボーイズグループ。年々拡大傾向にある「男性美容」マーケットをけん引していく。

 メンバー最年長のJunは、実は元野球部。屋外スポーツで美容とは無縁そうだが、Junは日焼けによる肌の痛みを軽減するために中学時代からこまめに日焼け止めを使用していたという。この経験から、美容の重要性を知り、現在に至る。

 そんな野球経験のあるJunが、今大会を振り返り大興奮。スポニチアネックスに手記をよせ、大会への思いを記した。

 第5回WBCが終わり、既に侍ジャパンロスになっていますが、本大会を通じて特に印象に残っているのは、侍ジャパンの高い投手力です。

 予選4戦、本戦3戦の計+戦を、常に最小失点で切り抜けた日本の投手力は世界一だと思います。大谷翔平投手、ダルビッシュ有投手、佐々木朗希投手、山本由伸投手については言うまでもなく、海外の剛腕投手たちと比べて遜色ない球速ですし、安定して初回から中盤の頭までキープできる日本の投手力は、参加国の中でもズバ抜けていると思います。

 第2先発の今永昇太投手、戸郷翔征投手など、いつもは初回から投げている投手たちも、回のまたぎからや試合途中からなど、普段とは全く違う環境下なのにすぐさま適応して素晴らしいピッチングでした。また、宇多川優希投手や湯浅京己投手、大勢投手など奪三振率の高い投手が後ろにいたので、試合終盤の大事な1イニングをものにできたのも、優勝の大きな要因だと僕は思っています。

 7戦あった今回のWBCですか、どの試合も最後まで手に汗握る、本当に本当に素晴らしい試合でした。日本だけに限らず、各相手チームも真摯にプレーし、試合後は選手同士での微笑ましい交流もあり、世界野球の良さを更に感じる大会となりました。

 全ての試合を通して、僕が選ぶベストバウトはメキシコ戦です。先発の佐々木投手が序盤からシュート回転気味のストレートで、普段より内に入ってくる球が多く、本調子ではないものの3回まで0点におさえました。しかし、4回に抜けたフォークが相手バッターに完璧に捉えられ3点先制され、その裏も日本がチャンスを作りますが0点…。取られた後に1点でも返すことができたなら、もっと楽に試合を運べていたのではないかなと思いますが、7回に吉田選手のスリーランとくればもう大興奮。ここからの大逆転の試合展開は、何度もハイライトで見ました(笑)。

 そして、個人的なMVPは大勢選手、中村悠平捕手、そして吉田正尚選手です。やはり大会13打点は得点圏の鬼すぎて、本当に味方で良かったと思いました!ヌートバー選手、近藤健介選手、大谷選手の出塁率が高かったため、日本の得点はほとんどが4番に座る吉田選手によるものでした。

 本当に最高の大会でした!夢のようなスターばかりのチームで、7戦全勝の完全優勝。決勝はアメリカ、最後のバッターはトラウト選手の三振と本当に劇的な結末でした。

 野球を好きになって14年ほど経ちますが、ますます、野球の素晴らしさと奥深さを再確認できました。また3年後の2026年大会を楽しみにしてます!

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