元AKB佐藤すみれ　夫・K―1愛鷹亮の初回KO負けで謝罪「これまでの結果は私にも大きな責任」

佐藤すみれ
Photo By スポニチ

　元AKB48でクリエーターの佐藤すみれ（29）が28日、自身のインスタグラムを更新。夫のK―1ファイター・愛鷹亮（33＝力道場静岡）が26日に行われた「RISE ELDORADO 2023」で南原健太（24＝極真会館）に初回KO負けしたことへの思いをつづった。

　「いつも夫のことを応援してくださる皆様へ」として長文を投稿。「昨日の試合では不甲斐ない結果になってしまい本当にごめんなさい」と夫のKO負けを謝罪した。

　「覚悟を決めて静岡の力道場に戻ると言ったあの日から、皆で勝つことだけを考え、考えるだけではなく行動し、出来ることは全てやってきました。今年の5月からは、トレーニングしやすい環境を維持するため単身赴任を決め、娘に会えない日々も続きました。せめて帰ってくる日だけでも食事作りを頑張りたかったので、私はアスリートフードの資格を取り栄養や減量について勉強するようになりました。ある日、練習に向かう姿勢や手応えが調子の良かった頃のように戻ってきたと嬉しそうに話してくれたので、このままこの環境で納得がいくまでやり切ってほしいという思いしかありませんでした」と振り返った。

　「私たちは今回、自信を持って試合に臨む夫を応援していましたし、前日の会見や当日の入場、仕上がった身体を見て、覚悟や思いが今まで以上にしっかりと伝わってきたのも事実です。ですが、勝負の世界は本当に厳しく、今回も残念な結果となってしまいました。何よりいつも応援してくださる皆様に申し訳ない気持ちと、ここでどうしても勝たせてあげたかった悔しい気持ちしかありません」と佐藤。夫のファンに感謝しつつ「これまでの結果は私にも大きな責任があります。自分のことじゃないけど、自分のことなんですよね」とサポートする自身の責任にも言及。「昨日帰ってから今後については真剣に話し合っていますが、もちろん本人の希望や意向を第一に考え、私たちはそれを尊重していきます」と記した。

　「私はどんな道でもサポートしますし、自分を犠牲にしてでも支え続け守り抜きたいと思っています。どちらかが上手くいかない時は、どちらかが倍以上頑張れば良いんですから。これからもずっとその覚悟は変わらないです。皆のため家族のためと頑張りすぎてしまう姿よりも、いつもたくさんの愛と優しさ、幸せをくれる夫に　自分の人生を、自分の身体を大切にしてほしいです」と夫への思いをつづった。

　「私は技術的なことは何も語れないですしそんな資格もありませんが、アスリートの妻として今の心境や今日までの感謝を伝えさせていただきました。どうかこれからも、夫の決めた道を見守ってくださると嬉しいです。そして陰ながらではなく、堂々と応援してくださるともっと嬉しいです」と締めくくった。

　愛鷹も自身のインスタグラムを投稿。「自分の出せる力を全て出した結果です。後悔はありません」としつつも「俺には家族がいます、妻も子供も守っていかなければいけません。俺が壊れたら誰が家族を守るんだってそう思って決断しました。次の試合で引退します。ただもう一踏ん張り頑張らせてください」と次戦で引退する決意を示し、「どんな形でいつになるかはまだ未定ですが脳のダメージもあるので少し期間は空いてしまいますがまた周りの力、サポートを借りて必ず試合させていただきます」などと記している。

　佐藤は2021年1月1日、愛鷹との結婚と妊娠を発表。同年6月に第1子女児を出産した。