加藤浩次 「同時通訳って難しいんだな」あの“名シーン”で痛感「日テレって凄い、いい会社だな」

[ 2023年3月28日 10:21 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が28日、MCを務める日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。17年間の名場面について語った。

 2006年からスタートした番組も今週まで。17年の生放送での名場面を振り返るシーンが放送される中、2012年、米国・シアトルで行われたイチローさん(当時38)のマリナーズからヤンキースへの電撃移籍の会見を生中継した場面が紹介された。

 急きょの中継となり、同時通訳が間に合わず、球団関係者の話をレギュラーコメンテーターを務めたロバート・キャンベル氏が同時通訳で伝えた。会見開始から6分ほど経過し、いよいよイチローさんが話をするという場面となるも、キャンベル氏は日本語で話すイチローさんの言葉まで同時通訳してしまうというハプニングがあり、加藤や同時のMCであるテリー伊藤氏から「うるさい」とツッコミが入る場面があった。

 このVTRに、加藤は「キャンベルさんのこれは名シーンですね」と爆笑。キャンベル氏は「命がけだったんですよ。野良猫がおなか空かせてそこにある食べ物を全部食べようとする、とにかく6~7分は(加藤もテリー氏も)何も言われなくて、そこでやらないと放送事故になる!って、自分で勝手に通訳を始めたらば、日本語に代わっても自分の言葉を使ってみんなに届けようって脳がなってるわけですから。本当にボケでも何でもなくて。ずっと加藤さんとテリーさんが泳がせて」と苦笑した。

 加藤は「これは名シーン。同時通訳するのって難しいんだなって、すごい分かった」と感心。さらに、日本テレビの元社長、小杉善信氏が「バーっとスタジオまで降りてきて“最高に面白かったよ!”って。小杉さんが言ってくれたのははっきり覚えてる。“これが生放送だよ”って」と回顧。「日テレって凄い、いい会社だなと思った」と懐かしんだ。

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