【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第10話 側室選び、まさかのカミングアウト…耳が弱い

[ 2023年3月19日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第10話大河絵 側室選び、まさかのカミングアウト…耳が痛い
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第11話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 先週の第10話は「側室をどうする!」。岡崎城近くの築山に、民の声を聞くための庵を開いた瀬名(有村架純)。ある日、於大(松嶋菜々子)は2人に子が少ないことを心配し、側室を迎えるよう主張する。選ばれたのは、不愛想だが気の利く侍女・お葉(北香那)。松平家康(松本潤)はお葉と一夜を過ごすことになるが、お葉は思わぬ行動に出る…という展開だった。

 お葉は、瀬名の「殿はお耳がお弱い」「こうして、お耳を触って差し上げると、へなへなとなって、気持ちよさそうにしておる。そうすると、たいてい赤子のように甘えてくるから、よしよしよしとおなかを撫でてやれば、もう思いのままじゃ」というアドバイスを愚直に実践。家康と側室の生々しくもおかしな一夜の攻めた描写。その後、気が利き、仕事もできると気に入ったお葉が、まさかの「これにて側室の勤め、終わりにしていただきとうございまする」「わたくしは、昔から殿方が苦手で」「好きなお相手ができましてございます」と激白。家康は「そいつを今すぐここへ連れてこい!」と一度は激怒するも、まさかまさかの“思い人”侍女・美代(中村守里)を連れてきた。2人に素直過ぎる思いを打ち明けられ…どうするもこうするも、困惑しつつ許す家康だった。

 セクシュアリティー描写に加え“側室オーデション”では「私は、これといって取柄はありませぬが、殿がお喜びになることなら」と体をくねらせ家康に妖しい視線で迫る参加者(清水あいり)など衝撃の異例回を石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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