【芸人イチオシ】じゅんいちダビッドソン ソロキャンプ好きの独特な楽しみ方

[ 2023年3月19日 09:00 ]

キャンプで料理を作るじゅんいちダビッドソン(合同会社潤一提供)
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 サッカー元日本代表の本田圭佑(36)のモノマネで知られるじゅんいちダビッドソン(48)。サッカーのイメージが強いが、YouTubeチャンネル「ちゃんねるダビッドソン」では2019年からテントの立て方などの動画を投稿しており、ソロキャンプ好きとして知られる。

 ピン芸人のヒロシ(51)やお笑いコンビ「バイきんぐ」の西村瑞樹(45)から誘われ、18年ごろに初めて行ったところドハマり。現在では長野と兵庫に自身が運営するキャンプサークル専用の山をレンタルするほど熱中している。

 山の中では1人で気の赴くままに、やりたいことをするのがこだわりだ。焚き火を眺めながらビールを飲むのが至福の時間。そのまま星空を眺めて大自然を満喫するのかと思いきや、テントに入り動画配信サービスで米ゾンビドラマ「ウォーキング・デッド」などを鑑賞するのがじゅんいち流。「“自然の中まで行ってなんで動画見るねん”と言われるけど、逆にそれが良い」と一風変わった楽しみ方を確立している。

 山では電波が入りにくいことも想定内。事前に動画をダウンロードする準備の良さ。「俺は動画を見るためにキャンプに行っているのかもしれませんねぇ。その可能性が0じゃなくなってきた」とニヤリと笑う。

 独特な楽しみ方は他にもあった。極寒の雪の中では、薪ストーブで温めたテント内で半袖になり、外で冷やしたキンキンのビールを喉に流し込むという謎の行動。「楽しみ方が一周どころか何周もしてて、(自分でも)訳分からないんですけど、そういうのはやっている人にしか分からない。誰に何を思われようと、俺が楽しければええやん」と完全に自分の世界に入り込んでいる。

 思いっきり楽しめる趣味が仕事にも好影響を与えていた。「“スタジオでスベっても俺には山がある”という意識でやっているから、肩の力を抜いて収録に臨めるんです」と力説。本紙の取材に、営業の仕事が激減したコロナ禍をなんとか生き残ったことを挙げ「僕、本当に運が良いんです!」と自信満々。しかし、他に運が良かったエピソードを訪ねると「それは、ないですねぇ…」と脱力感たっぷり。「いつスベってもいいように車の中にはいつもテントを積んでいます」と笑いで負ったダメージは自然の力で回復しているようだ。

 寒さも和らぎ、そろそろキャンプ関連の仕事も増えていく。山がある限り怖いものなしと言い張るじゅんいち無双。誰にも見られてないだけで、実はテントでゾンビ動画を見ながら、泣きっ面にソロキャンプな夜もあるのかもしれない。

 ○…じゅんいちが5月3日、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で単独ライブ「じゅんいちダビッドソン単独ライブ2023 野営社長」を開催する。昨年はソロキャンプとR―1チャンピオンを掛け合わせ「ソロチャンプ」と題して実施したが、キャンプに熱中するあまり最後の締めで「以上、じゅんいちダビッドソンの“ソロキャンプ”でした」と言い間違える大失態。ミスは許されない状況だが「今年もキャンプの話題、盛りだくさんになっています。また、やらかすと思うのでぜひ来てください」とアピールした。

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