「どうする家康」柴田理恵 26年ぶり大河は団子売りの老婆役!ネット注目“食い逃げ家康”を追い掛ける?

[ 2023年3月19日 20:45 ]

大河ドラマ「どうする家康」第11話。お田鶴(関水渚)に恐縮する団子売りの老婆(柴田理恵・右)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は19日、第11話が放送され、女優の柴田理恵(64)が団子売りの老婆役で1997年「毛利元就」以来26年ぶりの大河出演を果たした。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第11話は「信玄との密約」。三河国主となり、姓を徳川と改めた家康(松本潤)は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄(阿部寛)との談判へ。“意外な形”で信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わす。恩ある今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。しかも引間城主は、瀬名(有村架純)の親友・お田鶴(関水渚)。お田鶴の身を案じ、瀬名は文を送るが…という展開。

 お田鶴の夫・飯尾連龍(渡部豪太)は、家康と通じた裏切り者として斬首。お田鶴が井伊直虎と並ぶ“もう一人の女城主”となった。瀬名は「一度、岡崎に遊びにおいでになりませぬか」「どうか徳川方にお付きください」と誘うが、お田鶴は応じない。

 戦の準備を始めたお田鶴は、団子売りの老婆(柴田理恵)から団子を1つ買う。老婆は「団子でございますか」「お代など結構でございます。こんなにたくさん。ありがとうございます」と恐縮した。

 今夜は「団子」が信玄&家康、お田鶴&瀬名のキーアイテムとなった。

 “家康3大危機”に数えられる「三方ヶ原の戦い」(元亀3年、1573年)。家康は敗走の途中、茶店で小豆餅を食い逃げ。茶屋の老婆が家康を追い掛け、銭を取ったという逸話がある。浜松市の地名に「小豆餅」「銭取」が残る。

 SNS上には、柴田演じる老婆が「その老婆?」などの声も。今後が注目される。

 柴田は「毛利元就」で毛利隆元(上川隆也)の正室・寿の方(大塚寧々)の侍女・きよ役を演じた。

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