BUGVEL・MINATO 初舞台「ラストアンコール」でKOSHINとW主演 「胸が熱くなりました」

[ 2023年3月19日 12:30 ]

舞台「ラストアンコール」に主演する「BUGVEL」のMINATOのキャストビジュアル(C)志宇・マンガボックス/舞台「ラストアンコール」製作委員会
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 スポニチ主催の舞台「ラストアンコール~死者の夜明け~」が23日から東京・銀座の博品館劇場で上演される。アプリ「マンガボックス」で連載中の「ラストアンコール」(原作・志宇)が原作の注目作。この世を暗躍する死神と、妹の命を握られ不本意ながらも死神を手伝う探偵が相反する正義をぶつけ合いながらタッグを組み前へ進んでいく姿を描く。5人組ダンスボーカルグループ「BUGVEL(バグベル)」のKOSHIN(21)とMINATO(23)がダブル主演。初舞台で主演となるMINATOの作品に懸ける思いとは―-。(聞き手・井利 萌弥)

――初舞台でメンバーのKOSHINさんとダブル主演を務める気持ちは。
 「やっぱり、チームメイトがいると、心強い部分ももちろんありますし、お互い初心者同士だからこそ、悩みというか、ここはどうしたらいいかな、こうしたらいいんじゃない、とかお互いに話し合えるのはすごくありがたいです。やりやすいというか、心の支えになっています」

――ほかのメンバーから何か言われましたか?
 「BUGVELのメンバーのみならず、先輩グループだったり、事務所のスタッフさんが本当に楽しみしてるって言ってくれました。最近も、スタッフさん含めて食事に行ったんですけど、みなさんホンマに頑張ってと応援をしてくれて、本番が楽しみです」

――ミュージカル「マギ」(昨年6月上演)で主演を務めた先輩グループ「ORβIT(オルビット)」のYUGOさんからアドバイスはありましたか?
 「稽古する前だったので、ザックリとしたことしか聞けてなかったんですけど、マギはミュージカルなので、歌の難しさだったり、セリフの部分、主に発声のことを教えていただきました」

――KOSHINさん演じる死神・海とバディを組む探偵・大牙役。役作りする上でKOSHINさんと話していることは?
 「海は優しさもあるんですけど、淡々としていて冷酷なところもあるキャラクター。大牙は熱くて、真逆のタイプの人間だから、そこは差をつけるというか、お互い全く違う人間とした方が、この作品は面白いよねっていう話をしました」

――稽古で最も力を入れている部分は。
 「人って感情的な部分は早口になる。その表現を研究しています。感情を高ぶらせて、早口でバーってしゃべろうとしても、もともと僕は怒ったりしたら言葉が出にくくなるタイプだから、そこが出ちゃうんです。どこか冷静でいて、皆さんから見た時に“うわー!迫真の演技だ”って思ってもらえるようにするために、そこを一番頑張ってます」

――ファンからの期待は感じていますか?
 「もちろん、自分のファンの方たちに応援してもらえるのも、めちゃめちゃ元気をもらえるし、よっしゃ頑張ろうと思っています。それに加えて、僕とKOSHINを応援してくださってる方以外でも、BUGVELの活動をしている時に『楽しみにしてるよ』とか『絶対見に行くから』とか言ってもらえると、みんなが応援してくれているんだっていう気持ちになって、本当にいろんな意味で胸が熱くなりました」

――今作のPRを。
 「ラストアンコールは、漫画も複雑で難しい話ですが、舞台では、さらに難しい表現だったり、セリフにない表情とかも出てきます。そうしたところを『あ、ここはこういうことを表現してるんだな』と観客の方に分かってもらえるように、演出家さんとも作り込んでいきたいなと思っています。1秒たりとも目を離さず、1人の登場人物を目で追うのではなくて、全体的に見て、いろんな葛藤だったりをくみ取って楽しんでいただければ嬉しいなと思います」

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2023年3月19日のニュース