ytv漫才新人賞優勝に涙のダブルヒガシが会見 大東翔生の父、元K-1・大東旭も「泣ける、最高」

[ 2023年3月19日 18:39 ]

賞金の100万円を獲得し満面の笑みを浮かべる「ダブルヒガシ」。左から大東翔生、東良介
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 関西拠点の若手NO・1漫才師を決める「第12回ytv漫才新人賞決定戦」が19日、大阪市内の読売テレビで行われ結成9年目の「ダブルヒガシ」が優勝、賞金100万円を手にした。

 「貯金が趣味」というツッコミの東良介(30)は、賞金の使い道を問われ「ほぼ全部、後輩とのご飯に使います」ときっぱり。一方、ギャンブルが趣味で借金苦という大東翔生(30)は「(返済して借り入れを)5社を4社に減らしたい」と笑わせた。

 大東の父は元プロボクサー、元K―1ファイターの大東旭(52)。「お笑いをやることに“男やったらいけ!”と(応援してくれた)。さっきも“泣ける、最高”って(メッセージが)来てました」と喜んだ。

 優勝の瞬間、感激の涙を流した東。「何がなんだか分からなかった。把握できてなかったです。優勝が分かった瞬間、相方へ9年間のありがとうが全部あふれてしまって。全液体が出た」と照れた。

 この日は優勝候補でもあった「天才ピアニスト」の竹内知咲(31)が体調不良のため棄権。「チェリー大作戦」「ダブルヒガシ」「ドーナツ・ピーナツ」「フースーヤ」「豪快キャプテン」の5組で争われ、最終決戦には「ダブル…」と「ドーナツ…」が進出。「ダブル…」がオール巨人(71)ら審査員5人の投票を「4―1」で制した。

 2人は大阪出身。高校の同級生で2014年にコンビ結成した。昨年の同大会では、同期の「カベポスター」に敗れ準優勝だった。東は「彼らの活躍の過程を見て“あんな風になりたい”と思いながらこの1年頑張ってたんで」(東)としみじみ。その隣で大東は「(出演料の)単価を上げてビッグマネーマネー、マネー取るで!」と気勢を上げた。

 同大会は関西で活動する結成10年以下の若手で争われ、過去に「銀シャリ」や「霜降り明星」も優勝。ここから飛躍した。

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2023年3月19日のニュース