小室哲哉 秋元康氏は「やっぱりプロ」 乃木坂46提供曲で「僕も秋元さんがプロデュースしたんだって」

[ 2023年2月17日 16:40 ]

小室哲哉
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 音楽プロデューサーの小室哲哉(64)が16日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。作詞家でプロデューサーの秋元康氏(64)について言及した。

 親交がある社会学者の古市憲寿氏とトークを繰り広げる中、楽曲提供した乃木坂46の「Route 246」について話が及ぶ中、「もちろん、秋元康さんが“やってみない?”って声かけてくれたからなんだけどね。“書かせてよ!”とはとっても言えないんで」と苦笑した。

 そんな楽曲の制作について、古市氏が「すごいダメ出しされたらしいですね」と聞くと、小室は「うーん、結論からいえば、誰が聞いても結果、小室哲哉っぽくない?ってなってるので、思い返せばプロデュースされていたんだなって、僕が。もちろん、坂道なんだけど、僕も秋元さんがプロデュースしたんだって(思う)。どこを切っても小室哲哉節っていうか、小室マークっていうか。とにかく彼の頭の中にはそれしか頭になくて、それが坂道の融合で出来ていたんだと思う」と明かした。

 古市氏はダメ出しについて「イラっとしない?」と質問。小室は「曲はどんどん良くなっていったので、本当に、自分でも。ホント、どんどん良くなっているなって。思い通りに、小室哲哉節が出てきてるわって。よし最高だな!っていう、“本当に天才だな!”って書いてきて、ホッとして“ああ、良かったな”と思ったら“次はアレンジだね!”って来て」と苦笑した。

 リテイクは一部ではなく、まるっきり違う曲を何曲も制作していたといい、「そうね。仕事だからね。職業だから」と笑いつつ「ちょこっと直すほうが難しいかな。曲は全部やり直したほうが早いかな」と話した。

 同曲は秋元氏から小室への応援歌だといい、「やっぱりプロだあって。職人だなって」「これだけの単語出すって大変だから」と秋元氏の仕事ぶりに感心しきり。「僕とってもターニングポイントですね」とした。

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2023年2月17日のニュース