ブルース・ウィリスさんが認知症 家族公表、意思疎通に支障

[ 2023年2月17日 11:11 ]

俳優のブルース・ウィリス(AP)
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 【ニューヨーク共同】米アクション映画「ダイ・ハード」シリーズなどで知られ、昨年俳優業から引退したブルース・ウィリスさん(67)の家族は16日、ウィリスさんが認知症を患っていると公表した。「前頭側頭型認知症」と診断され、意思疎通に支障が出ているという。

 ウィリスさんは昨年3月に失語症の診断を受けたと公表し、俳優業から引退する意向を明らかにしていた。家族によると、その後に症状が進行し、病名が判明した。

 前頭側頭型は、アルツハイマー型や血管性と並んで四大認知症の一つ。ウィリスさんの家族は治療法が確立されていないと指摘し「理解と研究が必要で、報道によって光が当たることを願っている」とコメントした。

 ウィリスさんは1955年、当時の西ドイツ出身。「ダイ・ハード」(88年)の主人公ジョン・マクレーン役で人気を博し、その後も「フィフス・エレメント」(97年)、「アルマゲドン」(98年)、「シックス・センス」(99年)など数々のヒット作に出演した。

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