「ニャンちゅう」引き継ぐ声優・羽多野渉、「声を失った」ALS公表の津久井教生を労い「心から尊敬」

声優・羽多野渉
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　NHK　Eテレに登場する人気キャラクター「ニャンちゅう」を来年4月放送回から担当する声優・羽多野渉（40）が17日、自身のツイッターを更新。現在担当している声優・津久井教生（61）がこの日、「気管切開の手術及び人工呼吸器の装着」によって声を失ったことについて言及した。

　津久井は19年10月に病院で検査を受けて「筋萎縮性側索硬化症（ALS）」と診断されたと公表。昨年6月、自身のブログで要介護（要支援）状態区分の最上位である「要介護5」の認定を受けたことを報告し、昨年11月に「ニャンちゅう」を交代することを発表した。この日、津久井の所属事務所が「気管切開の手術及び人工呼吸器の装着を行った」と発表し、津久井自身も「声を失った」と、人工音声を用いて報告した。

　後任の羽多野はこの報告を受け「本日、事務所から発表がありました。津久井さんご自身も、動画で現在の状況を伝えてくださっています」と投稿。「優しく力強い眼差しと、前を向いて挑戦を続ける姿。心から尊敬しています」と、津久井への思いを記した。

　津久井教生は声優を交代後も、アドバイザーとして番組に参加する。