米国で活躍するモデル、日本の10代向け二重整形に問題提起「整形をしないと価値がないような脅しやめて」

[ 2023年2月17日 10:36 ]

藤井美穂インスタグラム(mihoimi)から

 米国で活躍する女優でプラスサイズモデルの藤井美穂が、17日までに自身のツイッターを更新。10代の二重整形について私見を述べた。

 藤井は「ザ!世界仰天ニュース(日本テレビ)などメディアに多数出演するモデル。大学で演劇を学んだのちに単身で渡米し、米・ロサンゼルスで女優、コメディアンにモデルと幅広く活動している。飾らない生き方が多くの支持を得て、昨年8月には大和書房から「今のままでゆるぎない自信を手に入れる LAでプラスサイズモデルになった私の人生逆転法」を上梓した。

 そんな藤井は16日、日本の美容クリニックが10代に向けて二重整形を呼びかける広告を出していることを受け「今のままで十分かわいいよ。こんな若い美しい女の子たちに整形をしないと美しくないと思わせるような広告やめろ」と問題提起。「整形を否定するわけじゃないよ。でも整形なしでは、二重じゃないと美しくないなんて言う必要ない」として「一重も一重の美しさがある。整形をしないと価値がないような脅しをしてはいけない。整形は選択であるべきだろう」と持論を展開。「ティーンは体が変わっていく時期。価値観もまだまだ変わる。今の自分だけ見て整形という大きい選択をするには若すぎる年齢です。整形は大人になってからでも遅くありません」と呼びかけた。

 「こういう広告がそういう二重至上主義の価値観を作る一手を担っていることは間違いありません。こういうのを消滅させるのがまず先手だと思います」「メディアの声に流されすぎないような教育が10代に必要だと感じています」と教育の必要性を説き、続けて「私は日本の固定された美しさに苦しめられてアメリカに逃げた人間です。世界に出たら、美しさっていくつもあるのだとわかりました。それを伝えるためにソーシャルメディアやってます」と発信活動を続ける意図を記した。

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2023年2月17日のニュース