将棋の獲得賞金・対局料ベスト10 藤井聡太王将が初の1位に 1億2205万円

[ 2023年2月3日 14:47 ]

藤井聡太王将
Photo By スポニチ

 日本将棋連盟は3日、昨年の獲得賞金・対局料ベスト10を発表し、藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=が1億2205万円で初の1位となった。昨年は6996万円で3位だった。

 藤井は昨年、第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(当時)を下し、史上最年少5冠に輝いた。その後、年内に4タイトルを全て防衛。獲得賞金・対局料が自身初の1億円超えとなった。

 なお昨秋防衛した竜王戦の賞金4400万円は就位式が行われた今年に計上される。今回の発表分は2年前の初獲得時の賞金が含まれている。

 2位は渡辺明名人(38)=棋王との2冠=で7063万円で、昨年の1位から陥落した。5日開幕の第48期棋王戦5番勝負は藤井、渡辺のトップ2対決となる。

 10傑は下記の通り。( )内は昨年の賞金・対局料と順位。
 1 藤井聡太王将 1億2205万円(6996万円=3位)
 2 渡辺 明名人 7063万円(8194万円=1位)
 3 豊島将之九段 5071万円(8145万円=2位)
 4 永瀬拓矢王座 4668万円(4821万円=4位)
 5 斎藤慎太郎八段 2362万円(2567万円=6位)
 6 広瀬章人八段 2166万円(1392万円=14位)
 7 菅井竜也八段 1970万円(1674万円=10位)
 8 佐藤天彦九段 1819万円(1479万円=13位)
 9 山崎隆之八段 1770万円(1498万円=12位)
 10 稲葉 陽八段 1580万円(1703万円=9位)

続きを表示

2023年2月3日のニュース