演歌歌手・徳永ゆうきがデビュー10周年コンサート　北島三郎の言葉を胸に演歌を歌い続ける

デビュー10周年記念公演を行った徳永ゆうき
Photo By スポニチ

　演歌歌手の徳永ゆうき（27）が3日、都内でデビュー10周年記念コンサートを行った。

　2013年11月にデビューし、10年目に突入。「あっという間の10年。デビュー当時は水兵さんの衣装で歌ってた。まだ18歳でした。10年たって、徳永は今年28歳になります」とあいさつ。10年間で思い出に残っていることは、デビュー当時、大先輩の北島三郎（86）から「良い声してる」と言われたことだ。「いろんな先輩にいじっていただいたりしましたが、誰もが知っている北島三郎さんにそう言っていただけたことはうれしかったですね」と、北島の言葉を励みに歌ってきた。

　鉄道オタクとしてのタレント活動や、俳優活動も行っており、仕事の幅を広げてきた。「歌1本では難しい時代。特に演歌、歌謡曲は。まずは徳永を知っていただいて、歌を聴いてみたいと誘導できれば」と話し、「演歌と若者の架け橋になる」と胸に誓って活動してきた。一方、音楽番組などでポップス曲を歌うことも増えており、「ポップスとおじいちゃん、おばあちゃんの架け橋にもなりたい」と笑顔。

　現在は若手の男性演歌歌手も増え、イケメンと話題になる歌手もいる。「ビジュアルでは勝てない」と笑いながら、「演歌がいつかなくなるんじゃないかという中でイケメン、かわいい人がデビューするとホッとします。切磋琢磨（せっさたくま）して頑張っていきたい」と力を込めた。　この日は生バンドの演奏で新曲「なんとかなるさ」や「車輪の夢」などを歌唱した。